骨 竹 |
10月・11月に伐採された(時期竹と呼び丈夫で害虫に強い)4・5年生の真竹を使用しています。 |
轆轤(ろくろ) |
「傘の中心になる木製部品」エゴの木を使用、木に粘りがありロクロの目が欠け難い材質です。 |
中 棒 |
二種類
(1)傘の太さにより、真竹・矢竹・女竹・その他、節間が長く強靭な竹を選択
(2)木製の丸棒 |
繋 ぎ 糸 |
主として綿の撚り合わせ糸を使用。上下のロクロ部分には合繊糸を使用。 |
紙 |
手漉き又は機械漉きの和紙を使用。原料は楮・三椏・レーヨン・パルプなど。(あわせ漉きの事もある) |
絹 生 地 |
正絹舞踊傘に使用。福島県川俣町で織布される三匁半の絹羽二重を使用している。 |
飾 り 糸 |
染色した細く強い綿糸を使用。野点傘・大傘には色の華やかさを演出するため化繊糸が使われる。 |
油 |
植物油(荏油・亜麻仁油・桐油)に少量の鉱物油を混合して使用。 |
塗 料 |
閉じた傘の表面の塗装にはカシュ-漆を使用。 |
付 属 品 |
頭紙(合皮・和紙・ビニール)、天然籐又は合成籐、金属製石突、紙袋・布袋、傘の種類別に使用。 |